有酸素運動とは?
有酸素運動とは、負荷が比較的軽くて体の脂肪を燃焼してエネルギーに変換する運動のことを指します。毎日、継続することで身体に無理なく効果を実感することが出来ます。
有酸素運動は、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、エアロビクス、ダンスなど手軽に簡単にできる運動が多く、初心者でもはじめやすいのが特徴です。効果的に脂肪を燃焼させるためには、運動時間を最低でも20分、できれば30分以上毎日行いたいところです。
有酸素運動は、短い時間を行うだけでも効果は得られますので、体が衰えてきたと感じる人は、日常的に有酸素運動を取り入れていきましょう。
家族イラスト さわやかで元気よくお出かけする健康家族
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無酸素運動とは、短距離走やバーベルを使ったトレーニングなど、短時間に強い負荷がかかり強い力を必要とする運動を指します。有酸素運動と違い、筋肉を動かす時のエネルギー源として酸素が使われないので無酸素運動と言われています。
無酸素運動は、筋肉量を増やし基礎代謝を高める運動で、筋力トレーニング、ウエイトリフティング、投てきなどの瞬発的で運動強度の高いものが挙げられます。それに比べて、有酸素運動は酸素を使って筋肉を動かすエネルギーである脂肪を燃焼させる運動ですので、体脂肪の減少や高血圧などに効果が期待できます。
健康の基本は有酸素運動から
有酸素運動は体内に酸素を取り込むことで脂肪が燃焼する運動です。有酸素運動を続けることで、内臓脂肪、皮下脂肪を効果的に落とせますので、血中のLDLコレステロール・中性脂肪の減少が期待できます。LDLコレステロールは、増加しすぎると動脈硬化の原因となるコレステロールで別名悪玉コレステロールともいわれます。
中性脂肪は脂質の一種ですが、取りすぎると皮下脂肪(お腹まわりのぜい肉)の主成分として蓄積されます。有酸素運動をつづけることで、皮下脂肪の原因となる中性脂肪を燃焼させることができるので、冠動脈疾患、高血圧などの生活習慣病の予防や改善に効果が期待できるのです。
また、有酸素運動は心肺機能の向上などにも期待できます。心肺機能が弱まると、基礎代謝が低下して太りやすくなるだけでなく、すぐに疲れてしまったり息切れしたりして、動くことが面倒になってしまいます。心肺機能の低下は運動不足や加齢などが主な原因ですが、日常的に有酸素運動を行っていれば、体力の低下を防ぎ、日常生活に必要なスタミナを維持することができるようになります。
変に頭がさえて、なかなか眠りにつけなかった翌朝は、疲れが残ってだるさを感じてしまうものですが、有酸素運動をすることで身体の心地よい疲れが快適な眠りを誘うようになるでしょう。
ぜひ、今日からでも有酸素運動を毎日の暮らしに取り入れ、気もちの良い朝の目覚めを体感し、新鮮な真珠色の朝を迎えましょう!
家族イラスト のびのびとみんなで手を広げる仲良し家族
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図工舎 zukosya