七福神のそれぞれ異なる幸福や福徳
七福神は、日本の伝統的な信仰における重要な神様で、商売繁盛や財運、幸運などをもたらすと信じられています。七福神巡りと言って、家運を良くし、七福神のご利益を求めて七福神を祀る寺社を巡拝する習わしがあります。
七福神巡りは、新年の始まりに各自の家庭や仕事、健康、幸福などさまざまな願い事を祈願するために行われます。また、七福神がそれぞれ異なる幸運や福徳を象徴しているため、参加者は七つの神仏を巡ることでさまざまな面での幸運を得ることが出来るとされます。
七福神巡りは、一般的には恵比寿、大黒天、福禄寿、弁財天、布袋、毘沙門天、そして寿老人の順番で巡ります。
七福神は、それぞれ異なる幸福や福徳を象徴していますが、それぞれの七福神とその象徴する幸せはだいたい以下のような内容です。
恵比寿(えびす)商売繁盛、豊漁、家族の幸福
大黒天(だいこくてん)商売繁盛、財運、豊穣
福禄寿(ふくろくじゅ)富と財運、健康と長寿
弁財天(べんざいてん)智慧と学問の成就、金運
布袋(ほてい)豊かさ、富、幸福
毘沙門天(びしゃもんてん)戦いや災難からの保護、学問の成功
寿老人(じゅろうじん)長寿と健康、家族の幸福
人々に福と金運をいっぱい運んでくる七福神は、とても縁起がいいめでたい神様だと言われ、現代にいたっても人々の心の中に溶け込んでいます。 正月 イベントイラスト 指人形型 かわいい七福神