家族健康健康寿命アンチエイジングイラスト素材

若々しさは健康寿命を延ばす元！　　　

　私たちの体内では100種類のホルモンが分泌しており、各器官が正常に働くためになくてはならない存在です。とくに性ホルモンは、女性ホルモンのエストロゲンと、男性ホルモンのテストステロンがよく知られていますが、性ホルモンは悪玉コレステロール、中性脂肪の増加を抑え、骨を丈夫にしたり、男性（女性）らしい体を維持する働きがあります。すなわち性ホルモンは身体を若々しく保つ働きがあるのです。

赤い自転車家族画像虹の下で４人乗りの赤い自転車に乗るファミリーのイラスト

老化の始まりは性ホルモンの減少から　　 　

　加齢に伴って性ホルモンは減少してきますが、それは身体機能のさまざまな低下となってあらわれてきます。もしも心身の老化を感じるような時は、性ホルモンの分泌量が落ちていると考えてよいかもしれません。つまり性ホルモンの減少は老化に大きく影響するということなのです。

　性ホルモンが減少してくると、ほてり、発汗、倦怠（けんたい）感、冷え、不眠、うつなど様々な不調が表れやすくなります。症状の程度は人それぞれで、更年期障害と呼ばれるつらい状態になる人もいます。

　女性の場合は、閉経を迎える50歳前後から女性ホルモンが急激に減り、男性の場合は20代をピークに徐々に男性ホルモンが減っていきます。男性の場合は、同じ年代でも個人差が大きいのが特徴で分泌量の低下とともに、勃起障害（ED）のほか心身の不調が表れます。

　また偏った食事を続けたり、運動不足が原因でも性ホルモンは減少すると言われています。

　　　ファミリーイラスト　レジャーにおでかけする家族ファミリー

ストレスが若さを減少させる　　 　

　加齢によって性ホルモンが減少するのは仕方がないこととしても、日常生活の工夫によって、性ホルモンの分泌を活性化させることは可能です。男性ホルモンや女性ホルモンの減少には、加齢だけでなくストレスが強く影響することが分かっています。したがって日ごろからストレスをためないよう努力することが大切です。

　仕事上や私生活上でのイライラ、心配、怒り、不安といったネガティブな感情が増加してくると、性ホルモンは減少し、心身ともにいろいろな障害の原因になりかねません。

　　　　　　　　スポーツイラスト　ジョギングする家族

性ホルモンの分泌を高める生活を！　　 　

　いつも若々しくありたいのは万人の願いです。ポジティブな気持ちをしっかり持って、心のゆとりのある生活を心がけることは性ホルモンの分泌を高め、活性化させることにつながります。

　食生活では、ビタミン、ミネラルをしっかりとり、ジョギングなどの有酸素運動を毎日日課として行えば、性ホルモンを高めることになります。生活に少し工夫を加えるだけで若さはよみがえって来るのです。

　家族全員が、いつも健康でポジティブな気持ちをしっかり持って、毎日笑顔の絶えない暮らしをつづけていきましょう！